TICAD-8準備閣僚会合

2022年3月27日

外務省
プレスリリース

テテ・アントニオ外務大臣は、日曜日ルアンダにおいてアンゴラ共和国は世界の平和と安定を達成するためには対話が最善の方法であると強く信じていると述べました。

3月26日、27日に東京にてテレビ会議形式で開催されたTICAD-8準備閣僚会合の中で演説したテテ・アントニオ大使は、アンゴラ共和国はルアンダ・ビエンナーレを通じ、アフリカ大陸における平和の文化の促進に貢献することを約束し、アフリカの指導者達が設定した目標の達成に協力する意思を表明したと述べました。

アンゴラ外交のトップはアフリカに平和と持続的な安定を築くためにアフリカの指導者達は様々な課題に取り組む必要があり、その中でも「各国の憲法の尊重」「民主主義の強化」「汚職や縁故主義など、国の経済成長に悪影響を及ぼすものとの闘い」が重要な課題であり、課題解決への道のりには、国民の社会的福利を確立するためのグッド・ガバナンスも含まれると発言しました。

最後に、テテ・アントニオ大臣は、日本政府がCOVAXイニシアチブを通じてアフリカ大陸に提供してきた支援に感謝するとともに、このオープンで包括的な対話のプラットフォームを通じ、発展の揺籃期にある大陸の社会経済開発に貢献し続けているアフリカ連合と日本政府の共同の取り組みを称賛しました。

TICAD-8閣僚会議は、8月27日から28日までチュニジアのチュニスで開催されます。

2020年7月16日、日本政府は、2022年に開催される第8回アフリカ開発会議(TICAD)をチュニジア共和国で開催すると発表しました。

チュニジア共和国政府及びTICADの共催者であるUNOSAA、UNDP、アフリカ連合委員会(AUC)、世界銀行、日本政府は、アフリカ大陸の豊かで平和な未来を築くためのTICADプロセスへの強いコミットメントを表明しています。

アフリカで開催されるTICADハイレベル・サミットは、2016年8月にケニアのナイロビで開催されたTICAD-6以来2度目となります。

アフリカは、経済、社会、人間開発のための無限の可能性を秘めた大陸であり、アフリカ連合の「アジェンダ2063」と国連の「アジェンダ2030」に沿って、大きな変革期を迎えています。

同時にアフリカは世界の他の大陸と同様に、現在人々の生活、生存、生計、尊厳の全領域を脅かしているCOVID-19による深刻な人間の安全保障の危機に直面しています。

四半世紀を超える歴史を持つTICADは、保健や民間部門の開発など、アフリカの開発問題に取り組む包括的な多国間会議としてその重要性をさらに高めています。

2019年8月に横浜で開催されたTICAD -7の成果を踏まえ、TICAD共催者は開催国であるチュニジアと緊密に連携し、TICAD-8に向けたアフリカ主導の開発を引き続き全面的に支援します。

外務省情報技術・通信・報道局(DTICII-MIREX)ルアンダ 2022年3月27日

*非公式翻訳

今年3月27日(日)、東京で開催されたTICAD-8準備大臣会合でアンゴラ共和国外務大臣、テテ・アントニオの介入(ポルトガル語のみ)

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